女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする成分として、大豆イソフラボン(エクオール)を挙げることが出来ます。
病院でも行われている治療方法としてホルモン補充療法と呼ばれる薬物療法があり、女性ホルモンのエストロゲンを直接に体内に取り入れることで更年期障害の症状が改善します。
ただホルモン治療は効果が高い一方で乳ガンといった副作用のリスクがあることから、日本ではさほど浸透していない治療方法と言えます。
だからより安全性が高い方法として、大豆イソフラボンをサプリメントや食品により摂取する方法があります。
またサプリメントで摂取する場合は大豆イソフラボンではなく、エクオール配合のサプリも有効と言えます。
エクオールとは大豆イソフラボンが体内で変化した物質で、より効率よく更年期障害の症状緩和が目指せます。
他にもローヤルゼリーにも女性ホルモンと似た働きがあると言えます。
自律神経の乱れを調整する成分
女性ホルモンの分泌量の低下により自律神経が乱れることで、更年期障害の症状は起こります。
それを改善する効果が期待できる成分としては高麗人参に含まれるサポニン、さらには田七人参を挙げることが出来ます。
ちなみにて田七人参は高麗人参と同じような成分が含まれていますが、サポニンの量は高麗人参の数倍と言われています。
ですが含まれるサポニンの種類は高麗人参の方が多いので、どちらが効果があるかは人により異なります。
あと更年期障害の症状の一種であるホットフラッシュ、眩暈、不眠、イライラは女性ホルモンの減少からくる自律神経の乱れが原因で起こるので、これらの症状が出ている人にはサポニン配合のサプリがお勧めです。
更年期の緩和とアンチエイジング効果がある成分
更年期障害は加齢が原因で起こるので、アンチエイジング効果がある成分を摂取することで症状の緩和が見込めます。
アンチエイジングがあると言われているプラセンタは、化粧品などにも使用される成分で美容効果が高いのが特徴と言えます。
なので、更年期障害の緩和と共にアンチエイジング効果が期待出来るのが魅力と言えます。
他にもポリフェノールもアンチエイジングに有効な成分なので、更年期障害にもお勧めです。
ストレス緩和に効果的な成分
更年期障害は体の不調と共に、精神的にもイライラしたり不安になることが増えます。
だからストレス緩和に効果があるマカ、ギャバが配合されたサプリを摂取することで不安やイライラを緩和する効果があると言えます。
あとテアニン、ジャスミンといった成分もストレスに対して有効なので摂取するように心がけて下さい。